エンザート使用方法 目次 -Contents- ハンド加工 【ハンド加工手順】※タップハンドルを使用した方法 ※タップハンドルはハンド加工用挿入工具610型に付属していないので別途で必要になります。 ![]()
【1】割溝または三つ穴を下にしてエンザートを最後まで工具先端に取り付けます。 ![]() 注意事項 切粉をスムーズに排出するため307型や別作した短寸のエンザートを使用する時は工具先端のスタッドで割溝・三つ穴を塞がないようにしてください。 ![]() ![]() 割溝や三つ穴を塞がないように エンザートの向きにも注意!
【2】エンザートが1〜2ピッチ挿入した時点で一度、下穴に対して傾きがないかチェックしましょう! もしも傾きがある場合は傾きが出ないようにももう一度、挿入し直してください。
※エンザートが1/3〜1/2以上入った後は立て直しは不可になります。 ![]()
【3】所定の位置までエンザートが入れば、ハンド加工用工具610型の六角部をスパナ等で固定し、 ハンドルを左へ回すとハンド加工用具だけ抜き取れます。 ![]()
■エンザート使用方法動画(ハンド加工)※動画サイトに移動し自動再生されます。 機械加工 タッパーまたはボール盤(反転位置を機械側で設定できるもの)を使用してください。 目測による反転では専用工具とワークの衝突を完全に防げないため、加工不良の原因となります。 専用工具の先端スタッドやベアリングを保護するためにも反転位置は事前に機械側で設定してください。 【機械加工手順】 【1】割溝・三つ穴を下にし、下穴の上にエンザートをまっすぐ置きます。 機械の回転を利用して専用工具にエンザートを取り付けます。 ![]()
【2】エンザートが完全に専用工具に取り付いた時点で少し送りに圧力を加えればワークにエンザートが喰い付きます。 その後は回転だけで下穴をセルフ・タップします。 ![]()
【3】事前に設定した加工深さいで回転が反転すればピンの位置が右に移動し、専用工具だけリリースされます。 ![]() ボルトとナットを使う方法 図のように六角ナットをエンザートとダブルナット状にすればエンザートの加工が可能です。 ![]()
【1】傾きがないか確認し、エンザートを挿入していきます。 ![]()
【2】エンザートの挿入が完了したらボルトを固定し、ナットを緩めボルトとナットをエンザートから外します。 ![]() ボルトを固定し、ナットを緩めます。 ナットを緩めたらボルトをエンザートから抜きます。 |